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『ホンカキAI 公式ガイド』の表紙

公開日:2026年8月8日更新日:2026年8月12日

ホンカキAI 公式ガイド

はじめての1冊から、公開・販売まで

3115,699
はじめに

この本について

この本は、ホンカキAIではじめての1冊を書き上げるための案内書です。さらに、Claudeとつないで「会話するだけで本ができる」ところまでご案内します。

特別な知識は要りません。パソコンで文章が打てて、claude.ai を使ったことがあれば十分です。専門用語はできるだけ使わずに書きました。

この本について
1
この本を読むと
自分の1冊を最後まで書き上げられます
2
想定している方
はじめて電子書籍をつくる方
3
読み方
第1章から順に、実際に手を動かしながら
この本の道のり
1
ホンカキAIをはじめる
画面の見方と、最初の1冊のつくり方
2
本文を読ませる形にする
ブロックと図解の使い分け
3
表紙をつくる
サイズの決め方とAI表紙生成
4
Claudeとつなぐ
連携の手順と確認のしかた
5
Claudeへの頼み方
実際の頼み方と、うまくいくコツ
すべてを覚える必要はありません。困ったときに戻ってこられるよう、章ごとに独立して読める形にしてあります。

この本の読み方(マーカーとメモ)

ホンカキAIの本は、読みながら書き込めるのが特徴です。紙の本に線を引いたり、付箋を貼ったりするのと同じことが、そのままできます。

この本もその機能が使えます。せっかくですので、読みながらぜひ試してみてください。

マーカーとメモの使い方
1
文章をなぞる
気になった一文を指やマウスで選ぶと、小さなバーが出ます
2
マーカーを引く
5色(黄・緑・青・ピンク・オレンジ)から選べます。色は後から変えられます
3
メモを書く
バーの「メモ」を押すと、その場所に自分の言葉を残せます

文章だけでなく、図解にもメモを残せます。図解に指を触れる(またはマウスを乗せる)と小さな「メモ」ボタンが出るので、そこから書き込めます。

3つの書き込み
1
マーカー
大事な一文に線を引く。5色で使い分けられる
2
メモ
線を引いた場所や図解に、自分の考えを書き残す
3
ブックマーク
しおり。あとで戻ってきたい場所に付ける

画面の右下にあるノートのボタンを押すと、残した書き込みが一覧になります。「マーカーだけ」「メモだけ」で絞り込めるので、読み終えたあとの振り返りに便利です。お気に入りの印を付けておくこともできます。

メモ
書き込みはログインしている場合だけ保存されます。次に開いたときも、線とメモはそのまま残っています。
あなたの書き込みは、あなたにしか見えません。著者にも他の読者にも共有されないので、遠慮なく書き込んでください。

そして、あなたが本を書くときも同じです。読者はあなたの本に線を引き、メモを残しながら読みます。線を引きたくなる一文を書けているか——それがひとつの目安になります。

CHAPTER 1
ホンカキAIをはじめる

画面の見取り図

ホンカキAIには、大きく分けて2つの場所があります。この2つを行き来しながら本ができあがっていきます。

書斎とエディタの役割
書斎
エディタ
あなたの本が並ぶ本棚
1冊の中身を書く場所
本を新しくつくる/開く
章・節・本文を編集する
背表紙や表紙を眺める
表紙をつくる・公開する

左側のメニューには「書斎」「本棚」「執筆」「手応え」「設定」が並んでいます。まずは書斎だけ覚えれば十分です。

メニューの覚え方
最初は完璧を目指さないでください。ホンカキAIは書きかけの状態でいつでも保存されます。

最初の1冊をつくる

書斎の「+ 新しい本を書く」を押すと、3つのステップで本の骨組みができます。ここで完璧に決める必要はありません。

本ができるまでの3ステップ
1
基本情報
どんな内容を、誰に向けて書くか。3項目だけ埋めれば進めます
2
タイトル
AIが候補を出してくれます。気に入らなければ自分で書いてもOK
3
章立て
AIが章と節の案を出します。その場で足す・消す・並べ替えができます

この3つが終わると、そのままエディタが開きます。あとは節をひとつずつ埋めていくだけです。

ポイント
章立てはあとから何度でも変えられます。「構成を編集」から、章の追加・節の移動・並べ替えができます。
すでにWordやメモに原稿がある方は、「⬆ Markdown取込」から一気に取り込めます。

本の設定は「AIの材料」

エディタの左メニューにある「本の設定」は、ただのメモ欄ではありません。ここに書いた内容が、AIがタイトル・章立て・本文・表紙を考えるときの材料になります。

本の設定に書く4項目
項目書くこと効いてくる場面
想定読者どんな人が読むか(例:はじめて本を書く経営者)文章の難しさ・例えの選び方
内容・テーマ何について書くかタイトル案・章立て・表紙のビジュアル
執筆の目的読者にどうなってほしいか本全体の締め方・CTA
トーン親しみやすい/専門的 など文体と表紙の雰囲気

空欄のままでも本は書けますが、埋めるほどAIの精度が上がります。とくに「想定読者」は効果が大きいので、一言でも書いておくことをおすすめします。

エディタの上部に「想定読者・目的を書くと、AIの提案の質が上がります」という案内が出ていたら、まだ空欄という合図です。

スマホで書く

本を書く時間は、机の前だけにあるわけではありません。移動中や待ち時間に思いついたひと言を、その場で足せることのほうが、実は続ける力になります。スマホでも同じように書けます。

狭い画面のための畳み方

パソコンでは左に目次、右に本文が並びますが、スマホでその形を縦に積むと、目次の長さだけ本文が下へ流れてたどり着けなくなります。そこでスマホでは、画面を本文1枚にして、他をしまいます。

画面のいちばん下に、いつも3つのボタンが出ています。

1
目次・設定
節の行き来、レイアウト、カバー、本の設定はここから開きます
2
ブロックを追加
下から出てくる一覧から、27種類のどれでも選べます
3
プレビュー
読者に見える姿を、そのまま確かめられます
節を選ぶと目次は自動で閉じます。「選んだのに本文が見えない」を起こさないためです。

ブロックの操作は「触っているものだけ」

移動・削除・変換といったボタンを全部のブロックに出すと、本文より操作ボタンのほうが目立って読めなくなります。スマホでは、いま触っているブロックにだけ、その下に出ます。

スマホで長い原稿を一気に書く必要はありません。思いついたことを1ブロック足す。それだけで本は進みます。
CHAPTER 2
本文を「読ませる形」にする

ブロックという考え方

ホンカキAIの本文は、Wordのような1枚の白紙ではありません。ブロックという部品を、上から順に積み上げてつくります。

「ここは文章」「ここは比較表」「ここはチェックリスト」と部品を選ぶだけで、プロがデザインした見た目になります。デザインの知識は不要です。

使えるブロックの種類
5種
文章のブロック
17種
図解のブロック
6種
枠のブロック

節の下にある「ブロックを追加」から選びます。あとから「変換」で別の形に変えることもでき、そのとき書いた文章は引き継がれます

迷ったら、まず「本文」で書いてしまいましょう。あとから図解に変換できます。

文章のブロック(本文・見出し・引用・区切り線・コード)

図解に入る前に、文章のブロックから始めましょう。本文の7割は「本文・見出し・引用」の3つで書きます。仕上げに区切り線で呼吸をつくり、読者に持ち帰らせたい文字列はコードに入れる——これが基本の道具箱です。

本文

段落を書く、いちばん基本のブロック。太字で強調でき、改行で段落を分けられます。

これが本文ブロックです。ここに大事な言葉を太字で置くと、飛ばし読みされても要点だけは目に入ります。

見出し

節の中をさらに区切りたいとき。大小2段階あり、小さいほうは図解の小見出しとしても使えます。見出しにはリンクIDを付けられ、本文の他の場所からそこへ飛ばせます。

これが見出しブロックです

いまの見出しには `midashi` というリンクIDが付いています。そのため本文からこの見出しのように飛ばせます。付け方とコピーのしかたは本の中でリンクするにまとめました。

引用

他の人の言葉や名言、あるいは読者の声を引く形。出典を添えられます。自分の言葉との区別がはっきりします。

本を書くとは、自分がすでに知っていたことを、はじめて知ることである。
— 例:出典・語り手をここに
引用ブロックを使うときは、必ず出典を書いてください。読者の信頼にもつながり、著作権上も安心です。

区切り線

話題の変わり目や、余韻を残したいところに引く横線です。線の種類(実線・破線・点線・二重線)・太さ・色・幅・位置を選べます。たとえば、標準の実線はこんな形。


幅を狭めて中央に置くと、章の変わり目のような静かな間がつくれます。破線や点線なら、少し軽やかな印象に。



色を本のテーマカラーに合わせれば、飾り罫としても使えます。使いすぎず、節にひとつふたつが上品です。

コード

読者にそのまま持ち帰ってほしい文字列を入れる箱です。名前は「コード」ですが、プログラムに限りません。AIに渡すプロンプト、コマンド、メールの定型文——「コピーして使ってください」と言いたいものすべてに使えます。

読者側には右上にコピーボタンが付き、ワンクリックで中身がそのまま手に入ります。試してみてください。

コピーして使えるプロンプトの例
あなたはプロの編集者です。
以下の文章を、読者が迷わない順序に組み替えてください。

条件:
・事実は変えない
・専門用語には短い説明を添える
・1文を60字以内に保つ

中身は書いたまま・コピーしたままです。太字などの装飾記法も飾りとして解釈されず、文字のとおりに渡ります。プロンプトに記号が混ざっていても壊れません。

本の中に「使える道具」を置けるのは、デジタルの本ならでは。読者は読んで終わりではなく、その場で試せます。

図解の使い分け

図解はたくさんありますが、選び方は簡単です。内容がその形をしているときだけ使う——これだけ覚えてください。

図解の早見表
書きたい内容使う図解
前と後・A案とB案を並べたい比較図
順番に意味がある手順ステップ
当てはまるか確認してほしいチェックリスト
数字のインパクトを見せたい数値
読者の疑問に先回りしたいQ&A
大事な原則を2〜4つ示したい要点
全体から細部へ分解したい階層ツリー
段階的に絞り込まれる話ファネル図
コツ
図解のすぐ前か後ろに、その図解を説明する文章を置くと、ぐっと読みやすくなります。
図解のメリットと注意点
メリット
要点が一目で伝わる
読者が自分ごとにできる
ページに変化が出る
デメリット
入れすぎると逆に読みにくい
内容と形が合わないと不自然
目安は「文章7割・図解2割・枠1割」。1つの節に図解1〜3個くらいが読みやすい分量です。
この先に全種類
17種類すべての「いつ使うか」と実物は、巻末の「図解カタログ」にまとめました。必要なときに引いてください。

枠のブロックとCTAボタン

枠のブロックは、大事なことを囲んで目立たせる部品です。形が6種類あり、内容に合わせて選べます。

ルール
タブ枠は「ルール」「原則」など、見出しをつけて示したいことに向いています。
メモ
メモ枠は、補足やちょっとした注意書きに。控えめに目立ちます。

そして紙の本にはできないのが、CTAボタンです。読者をあなたの次の場所(相談・LINE・詳しいページ)へ案内できます。

CTAは1冊に1〜2個が効果的です。多すぎると宣伝色が強くなり、読者が離れてしまいます。

本の中でリンクする

説明書やハウツー本を書いていると、必ずこう書きたくなります。「くわしくはあちらを見てください」。紙の本なら「◯ページ参照」と書くしかありませんが、この本は画面で読まれます。その場で飛べます。

まず、飛び先に名前をつける

飛び先にしたい見出しブロックに「リンクID」を入れます。`ryokin` や `tsukaikata` のような、短い英数字です。

日本語が使えないのは、意地悪ではありません。日本語をURLに入れると `%E4%BD%BF…` という文字列に化けてしまい、コピーして人に送ったときに壊れて届くことがあるからです。英数字なら、どこに貼っても同じ形で届きます。

IDは「上から何番目」ではなくあなたが付けた名前です。だから後から章を並べ替えても、リンクは切れません。

次に、本文から飛ばす

1
文字を選ぶ
リンクにしたい言葉(「くわしくはこちら」など)をなぞります
2
🔗 を押す
本文の書式バーにあるリンクボタンです
3
飛び先を選ぶ
IDを付けた見出しが一覧で出るので、選ぶだけです
飛び先は一覧から選ぶようにしてあります。手で打たせると必ず打ち間違いが起き、どこにも飛ばないリンクができてしまうからです。

リンクをコピーして、外にも貼る

リンクIDを入れると、その右に「リンクをコピー」が出ます。コピーされる中身は、本の状態で変わります。

本の状態コピーされるもの使いみち
公開中その見出しを直接ひらくURLメール・SNS・LINEにそのまま貼れる
まだ未公開本文に貼れる形この本の中でリンクする

まだ公開していない本のURLを配らないようにしてあります。受け取った人が開いても見られないからです。公開すれば、そのまま送れるURLに変わります。

本文に書けるのはこの本の中へのリンクだけです。外のサイトへ案内したいときは「CTAボタン」を使ってください。本文にどんなURLでも書ける状態にすると、読者を危ないページへ誘い込む使い方ができてしまうためです。
CHAPTER 3
表紙をつくる

サイズ・表紙・背表紙

エディタの左メニュー「カバー」を開くと、上から順に決めていける形になっています。迷ったら上から順にさわってください。

カバーを決める順番
1
サイズ
縦長・スクエア・横長から選ぶ。アイコンの形がそのまま仕上がりの形です
2
表紙
色を自動で作るか、画像をアップロードするか
3
背表紙
表紙の色に連動させるか、画像を使うか。厚みも決められます
3つの判型
サイズ実寸向いている本
縦長148×210mm(A5)ほとんどの本。迷ったらこれ
スクエア210×210mm写真集・作品集・絵本ふう
横長210×148mm図解が多い実用書・ガイド

厚み」を動かすと、書斎の本棚に並んだときの背表紙の太さが変わります。ページ数の多い本ほど太くすると、本棚の見た目が本物らしくなります。

左側のプレビューは常に表示されています。数字を動かすたびに、仕上がりがその場で確認できます。

AIに表紙を描いてもらう

カバー設定の下にある「AIで表紙をつくる」を使うと、表紙と背表紙が一続きの1枚として生成されます。世界観がそろうので、本棚に並べたときの一体感が出ます。

AI表紙生成の手順
1
テイストを選ぶ
配色・トーン。迷ったら「おまかせ」
2
メインビジュアル
写真風・イラスト・抽象グラフィックなど
3
入れる要素
著者名・サブタイトル・帯を入れるかどうか
4
品質を選ぶ
通常品質でまず試し、気に入った方向性が見えたら高品質で仕上げる
5
生成する
30秒ほどで完成。自動で表紙と背表紙に振り分けられます

タイトル・サブタイトル・著者名・本の設定に書いたテーマや想定読者が、そのままAIへの指示になります。だから第1章でお伝えした「本の設定」が効いてくるのです。

コツ
まず通常品質で3〜4枚つくって方向性を選び、気に入ったテイストで高品質を1枚。これが一番むだがありません。

生成した画像はすべて履歴に残ります。見比べて「使う」を押せばいつでも差し替えられますし、ダウンロードして別の用途に使うこともできます。

帯(キャッチコピー)をONにすると、「本の設定」のキャッチコピーが帯に入ります。未入力ならAIが考えてくれます。
CHAPTER 4
Claudeとつなぐ

つなぐと何ができるのか

ここからが、ホンカキAIのいちばん面白いところです。Claude(claude.ai)とホンカキAIをつなぐと、Claudeとの会話がそのまま本になります。

連携でどう変わるか
つなぐ前
つないだ後
Claudeの回答をコピーして貼りつける
「本にして」と頼むだけ
図解は自分で1つずつ選んで作る
比較表もチェックリストもAIが配置
章立てを手で組み直す
章・節ごと丸ごと作ってくれる

Claudeは文章を書くのは得意ですが、図解やボタンを「作る」ことはできません。ホンカキAIとつなぐことで、はじめてそれができるようになります。

この連携は有料プランの機能です。

つなぐ手順

手順は4つだけです。ホンカキAIの「設定 → Claude連携(MCP)」を開いてください。

接続の4ステップ
1
接続URLを発行する
ボタンを1回押すとURLが表示されます。「コピー」を押します
2
claude.ai を開く
設定 → コネクタ → カスタムコネクタを追加
3
URLを貼る
名前は「ホンカキAI」、URL欄にコピーしたものを貼って追加
4
確かめる
Claudeに「ホンカキAIの本一覧を見せて」と話しかけます
注意
この接続URLはパスワードと同じです。人に見せたり、チャットに貼ったりしないでください。発行画面を離れると二度と表示されません。

もし人に見られたかもしれない、と思ったら、同じ画面の「失効」を押してください。その瞬間から使えなくなります。何度でも発行し直せます。

つながらないときの確認

つながったか確かめる

つながったかどうかは、Claudeに話しかければすぐ分かります。

接続確認の会話
あなた
ホンカキAIの本一覧を見せて
Claude
書斎に3冊あります。「数字に強い経営者になる教科書」「家族で囲む朝ごはんの習慣」…

こんなふうにあなたの本の名前が返ってきたら成功です。返ってこなければ、URLの貼り間違いか、失効したURLを使っている可能性があります。

Claudeが「ホンカキAIに接続できません」と言う場合は、コネクタの設定画面で一度削除して、新しいURLで登録し直すのが確実です。
CHAPTER 5
Claudeへの頼み方

1冊まるごと頼む

つながったら、あとは日本語で頼むだけです。難しい書き方は要りません。

頼み方の例
中小企業の経営者向けに、AI活用の入門書をホンカキAIで作って。全5章くらい。比較表やチェックリストなどの図解も入れて、最後にお問い合わせボタンを置いて

これだけで、Claudeは基本設定・章立て・本文・図解までまとめて書き込みます。できあがったら書斎を開いて、中身を確かめてください。

頼むときに伝える3つ
1
誰に
想定読者を一言で(例:はじめての経営者)
2
何を
テーマと、だいたいの章数
3
どんな形で
図解を入れてほしい、CTAを置いてほしい など
長い原稿がすでにある場合は、その文章をClaudeに貼って「これをホンカキAIに取り込んで」と頼めば、章立てごと変換されます。

章や節を足す・書き直す

できあがった本にあとから足すことも、書き直すこともできます。ただし、この2つは扱いが違います。

追加と書き直しのちがい
足す(章・節の追加)
書き直す(本文の差し替え)
そのまま実行される
あなたの承認が必要
既存の文章は変わらない
変更前の内容は履歴に保存される
例:「第3章に事例の節を足して」
例:「第2章をもっとやさしく書き直して」
書き直しの3ステップ
1
Claudeが提案する
「今こう書かれていますが、こう変えます」と見せてくれます
2
あなたが確かめる
消える部分・変わる部分を見て判断します
3
承認して反映
「お願いします」と答えたときだけ、実際に書き換わります
安心してください
あなたが承認しない限り、本文は1文字も変わりません。また、書き換えた場合も直前の内容が自動で保存されているので、取り返しがつかないことにはなりません。

なお、Claudeから本を削除することはできません。消すのはホンカキAIの画面からだけです。

うまく頼むコツ

実際に何冊か作ってみて分かった、頼み方のコツをまとめます。

良い頼み方・惜しい頼み方
メリット
「中小企業の経営者向けに」と読者を指定する
「全5章くらい」と分量の目安を伝える
「比較表を使って」と図解の希望を言う
出来上がってから「第2章だけ直して」と部分的に頼む
デメリット
「いい感じの本を作って」だけで頼む
一度に20章ぶんを頼む
「全部書き直して」と丸ごとやり直す
よくあるつまずき
Q.
図解が多すぎる気がします
全部のページが図解だらけになってしまいました。
A.
「文章を増やして」と頼めば直ります
「図解は各節1〜2個にして、あいだに説明の文章を入れて」と伝えると、ぐっと読みやすくなります。
Q.
文体が硬い/柔らかすぎる
思っていた雰囲気と違います。
A.
「本の設定」のトーンを見直します
ホンカキAI側の「本の設定」でトーンを変えてから、Claudeに書き直しを頼むと反映されます。
完璧な1回を狙わないでください。作る → 読む → 直すを3回まわすほうが、ずっと良い本になります。
CHAPTER 6
図解カタログ:全種類の使い方と実例

並べて比べる(比較図・メリ/デメ・表)

ここからは17種類の図解を1つずつ、「いつ使うか」と「実物」でご紹介します。読み飛ばして、必要なときに戻ってきてくださって構いません。

まずは並べて比べる3つです。いちばん使用頻度が高いグループです。

比較図

前と後/A案とB案のように、2〜3つを縦に並べて比べたいとき。列に色をつけて「おすすめの側」を目立たせられます。

例:書き方の違いを比べる
我流で書く
型に沿って書く
何から書くか毎回悩む
章立てから決まっている
書いたが読まれない
読者の疑問に沿って進む
完成まで数年
完成まで数週間

メリ/デメ

ひとつの選択について、良い面と気をつける面を両方正直に示したいとき。読者の信頼を得やすい図解です。

例:電子書籍にすることの利点と注意点
メリット
在庫も印刷費もかからない
書き直しがいつでもできる
リンクやボタンを置ける
デメリット
紙の手ざわりは出せない
書店には並ばない

事実を整理したいとき。行と列がある情報はこれが最も読みやすくなります。デザインは4種類から選べます。

例:3種類の章の使い分け
章の種類役割本の中の位置
はじめに読者に「これは自分の本だ」と思ってもらう最初
第N章中身を順番に伝える中間
おわりに読者の次の一歩をつくる最後

順番を見せる(ステップ・フロー図・ファネル図)

「順番」を伝える図解は3つあります。似ていますが役割が違いますので、使い分けを覚えると表現が一気に豊かになります。

ステップ

やる順番が決まっている手順。番号がつくので、読者が自分の位置を見失いません。説明文も添えられます。

例:1冊を仕上げるまでの手順
1
書き上げる
まず最後まで書く。途中の推敲は後回し
2
読み返す
声に出して読み、つまずく場所に印をつける
3
直す
印をつけた場所だけ直す
4
公開する
完璧を待たずに出す

フロー図

ぐるぐる回る流れや、横に進む工程。ステップと違い「終わりがない・繰り返す」ことを示せます。

例:本づくりは1回で終わらない
次を書く感想が届く読まれる書く

ファネル図

だんだん絞られていく話。人数や割合が減っていく様子を、逆三角形で直感的に見せられます。

例:読者が行動するまでの流れ
本を見かける1,000人表紙が気になる300人開いて読み始める120人最後まで読む40人行動してくれる8人

要点を強調する(要点・数値・ヒント・チェックリスト)

文章の中に埋もれさせたくない「ここが大事」を、目立たせる4つの型です。章のまとめにも向いています。

要点

原則やポイントを2〜4つ、カードで並べたいとき。見出しと説明の2段になるので、記憶に残りやすくなります。

例:読みやすい文章の3原則
1
短く書く
一文は40字くらいまで。長いと意味が届かない
2
例を添える
抽象論のあとに、必ず具体例を1つ
3
呼びかける
「あなた」に向けて書くと読み手が残る

数値

数字のインパクトを見せたいとき。2〜4個の数字を大きく並べます。根拠のある数字ほど効果的です。

例:分量の目安
800字
1節の目安
1〜3個
1節の図解
2万字
1冊の目安

ヒント

一言の呼びかけ・注意・補足。囲みの中に短い文が入る、いちばん手軽な図解です。

例:ここで一度手を止めて、あなたが誰に向けて書いているか思い出してみてください。

チェックリスト

当てはまるかを読者に確認してほしいとき。読者が自分ごととして考えるきっかけになります。

例:公開前の確認

構造を見せる(階層ツリー・マインドマップ・ピラミッド・サークル・ベン図)

ものごとの関係を示す5つです。文章で説明すると長くなるところを、一目で伝えられます。

階層ツリー

全体を要素に分解したいとき。上から下へ枝分かれし、さらに細かい項目も置けます。

例:本の構造
1冊の本はじめになぜこの本か本文の章ブロックおわりに次の一歩

マインドマップ

中心のテーマから発想を広げるとき。企画段階や、読者に考えてもらいたい場面に向いています。節点の形は丸形と四角(角丸)から選べます。四角は文字が多く入るので、長めの言葉を並べたいときに便利です。

例:本のテーマを探す
失敗から学んだ…仕事で得た知識同じ質問の答えよく相談されること続け方のコツ好きで続けたこと当たり前の技術人に驚かれること私が書けるこ

ピラミッド

上ほど少数・下ほど多数という構造を示せます。下が広い土台、上が狭い頂点。「多くの人がここまでは来るが、いちばん上まで行く人は少ない」という関係が一目で伝わります。(似ているファネル図は「流れ」を、ピラミッドは「積み上がった状態」を表します)

例:読者の変化は下から上へ。上に行くほど人数は減る
続く習慣になった。ここまで来る人はごく一部できるやってみたら、できたわかる自分の場合はこうだ、と結びついた知るそんな考え方があるのか。ほとんどの読者はここ

サークル

中心から外へ広がる同心円。「なぜ→どうやって→なにを」のように、内側が本質であることを示せます。

例:書く前に決める順番
なぜ書くかここが「本の価値」を決めるどう書くか重要なのは「読み手」に合わせるこなにを書くか読者にとって必要なものだけを選ぶ

ベン図

2〜3つの重なりを示したいとき。重なった中心に、いちばん言いたいことを置きます。

例:3つが重なるところを書く
書けること書きたいこと読まれることあなたの本

語りかける(Q&A・吹き出し)

読者は読みながら、心の中で質問しています。それを先に言ってあげる2つの図解です。

Q&A

読者の疑問に先回りして答えるとき。デザインは2種類(シンプル/カラー)から選べます。

例:よくある2つの不安
Q.
書くことがありません
自分には人に教えられることなどない気がします。
A.
「よく相談されること」から探します
人から3回以上聞かれたことは、あなたにとって当たり前でも、ほかの誰かには価値のある知識です。
Q.
時間がありません
まとまった時間がとれません。
A.
1日1節でも本になります
1節800字なら15分ほど。20節あれば1冊です。毎日でなくても構いません。

吹き出し

会話の形で見せたいとき。左右交互に並べられ、話し手の名前も添えられます。堅い話をやわらげたいときに便利です。

例:対話でやわらげる
読者
結局、何から書けばいいんでしょう?
著者
「おわりに」から書くのがおすすめです。
読者
最後から? どうしてですか。
著者
読者にどうなってほしいかが決まると、途中の道が見えてきます。

枠のブロック(6つの形)

枠のブロックは、見出し+本文を囲んで強調する部品です。中身の書き方は同じで、形だけが6種類あります。伝えたい強さで選んでください。

タブ枠

見出しがタブのように飛び出す形。ルールや原則をきちんと示したいときに。

ルール
一文は40字まで。長くなったら、接続詞のところで切る

ヘッダー枠

見出しが帯になる形。この節のポイントをまとめるのに向いています。

ポイント
書き出しの一文で、読者の悩みを言い当てる。それだけで先を読んでもらえます。

左ライン

左に細い線が入るだけの控えめな形。引用に近い補足や、そっと添えたい一言に。

コツ
書けなくなったら、読者ひとりの顔を思い浮かべて、その人に話しかけるように書く。

吹き出し枠

語りかけるような丸い形。著者の本音や、やわらかい呼びかけに。

ひとこと
最初の1冊は、誰でも不安です。それでも出した人だけが、2冊目を書けます。

メモ

ノートに書き足したような形。補足・脱線・裏話に向いています。

メモ
「はじめに」は最後に書くとうまくいきます。全部書いてからのほうが、要約しやすいからです。

バッジ

小さな見出しが目印になる形。注意・警告をはっきり伝えたいときに。

注意
他人の文章や写真をそのまま使わないでください。引用するときは出典を必ず添えます。

画像とCTAボタン(デジタル本の強み)

最後は、紙の本ではできない2つの部品です。

画像

写真・図・スクリーンショットを入れられます。大きさは3段階、下に説明文(キャプション)も添えられます。

この本では実例をお見せできませんが、実際の操作は「画像」ブロックを追加してお手元のファイルを選ぶだけです。手順の説明には、画面のスクリーンショットがいちばん伝わります。

画像には必ずキャプション(説明文)を添えてください。「何を見てほしいのか」が伝わり、読み飛ばされなくなります。

CTAボタン

読者を次の場所へ案内するボタン。ご相談ページ・LINE登録・詳しい解説など、行き先は自由です。色や形、大きさも選べます。

ボタンは「おわりに」か章の終わりに置くのが自然です。読み終えて気持ちが動いた瞬間に、次の一歩が用意されている——これがデジタル本の強みです。

1冊に1〜2個まで。多いと宣伝色が強くなり、せっかく読んでくれた読者が離れてしまいます。

AIに挿絵・図解を描いてもらう

本文の途中に、その場面にぴったりの挿絵や、しくみを伝える図解をAIに描いてもらえます。ブロックの「+」や「ブロックを追加」バーのメディア・リンクにある「AI挿絵・図解」を選んでください。表紙と同じく、本の設定(テーマ・トーン)が絵の世界観に反映されます。

1
種類を選ぶ
情景を伝える「挿絵」か、しくみを伝える「図解」か
2
雰囲気を選ぶ
水彩画風・漫画風など。迷ったら「おまかせ」
3
ことばで伝える
どんな絵がほしいかをひとこと。画像の形(横長・正方形・縦長)も選べます
4
プレビューで確認
気に入ったら「本文に入れる」。何度でも作り直せます
雰囲気は全21種類。同じ指示でも印象ががらりと変わります
種類選べる雰囲気
挿絵おまかせ/水彩画風/漫画・コミック風/アニメ風/線画・ペン画/フラット/絵本風/写真風/油絵・アート風/和風/レトロ/切り絵風/3D・クレイ風
図解おまかせ/フラット/手描き風/グラレコ風/立体/リッチ/設計図風/黒板風
コツ
挿絵は場面をことばで具体的に(例:朝日が差し込む書斎で、ノートに向かう人の後ろ姿)。図解は何と何の関係を見せたいかを伝えると、ぐっと良くなります。
おすすめは、同じ指示のまま雰囲気だけ変えて作り直すこと。水彩画風と漫画風では、同じ場面でも別の本のように印象が変わります。

できあがった絵はふつうの画像ブロックとして入るので、キャプションを添えたり、大きさを変えたり、あとから自由に調整できます。挿絵には文字を入れない設計なので、説明したいことはキャプションでどうぞ。

事例:挿絵(水彩画風・横長)── 指示「朝日が差し込む静かな書斎で、ノートに向かう人の後ろ姿」
事例:挿絵(水彩画風・横長)── 指示「朝日が差し込む静かな書斎で、ノートに向かう人の後ろ姿」
事例:図解(フラット・横長)── 指示「習慣が定着するまでの3段階を、階段をのぼるイメージで」
事例:図解(フラット・横長)── 指示「習慣が定着するまでの3段階を、階段をのぼるイメージで」
CHAPTER 7
公開する・読まれる・売る

公開のしかた

書き上げた本は、公開してはじめて読まれます。むずかしい手続きはありません。右上の「公開する」を押すだけです。

1
ジャンルを確かめる
AIが下読みして選んでくれます。違っていたらその場で直せます
2
公開範囲を選ぶ
だれでも読めるか、リンクを知る人だけか
3
公開する
すぐに本屋に並び、URLで読めるようになります
公開範囲どうなるか向いている場面
だれでも読める本屋に並び、検索でも見つかる広く読んでほしい本
リンクを知る人のみ本屋には並ばない。URLを渡した人だけが読める顧客向けの資料、身内での回覧
公開したあとも直せます。直したら「更新して公開」を押すと、読者が見る本も新しくなります。書き直せる本であることは、紙にはない強みです。

本屋と本棚(3つの場所)

ホンカキAIには3つの場所があります。名前が似ているので、ここで整理しておきます。

場所何があるかひとことで
書斎あなたが書いた仕事場
本棚あなたが読む自分だけの棚
本屋みんなが公開した本街の本屋さん

本屋で気になる本を見つけたら、表紙を押して詳細を見ます。そこで「本棚に入れる」を押すと、あなたの本棚に並びます。

本棚に集まるもの

本棚は完全にあなただけのものです。何を読んだか、どこに線を引いたかが、他の人から見えることはありません。

値段をつけて売る

公開するとき、その本を無料にするか、値段をつけるかを選べます。

値段をつけた本は、途中まで無料で読めます。読まずに買うか決めるのは、読者にとって難しいからです。試し読みの範囲は3つから選びます。

試し読みの範囲どんな本に向くか
「はじめに」まで中身の濃さで勝負する本
第1章までいちばん標準的。続きが読みたくなる構成の本
全体の20%まで章の区切りが少ない本、短い本

価格は 100円〜30,000円です。下限は決済の手数料負けを防ぐため、上限は「500円のつもりが50,000円」という桁の打ち間違いを防ぐためにあります。

無料のうちに本棚に入れてくれた読者は、あとで有料にしても読み続けられます。「昨日まで読めたのに読めなくなった」を起こさないためです。安心して無料で配り始めてください。

お金の受け取り方

いまは、あなたがお使いのUTAGEの決済につなぐ形です。本の設定でUTAGEと接続しておくと、購入した読者が「本を受け取る」リンクから、購入時と同じメールアドレスでログインするだけで読めるようになります。

有料で販売する場合は、特定商取引法にもとづく表記が必要です。アプリの中に用意してあるので、販売を始める前に必ず目を通してください。

読み手の画面

最後に、読者にはどう見えているのかを知っておきましょう。書き手の画面と読み手の画面は違います。

本をひらくと、まず表紙が大きく出ます。その下に公開日、タイトル、著者名、そして「約◯分」という読了の目安が並びます。

読者は読みやすさを自分で選べる

右上の「Aa」から、書体(ゴシック/明朝)、文字の大きさ、行の間隔、背景(白・セピア・夜)、明るさを変えられます。老眼の方も、暗い部屋で読む方も、自分に合った形で読めます。

パソコンでは目次を出したまま読めます。じゃまなときは閉じられますし、閉じたことは覚えているので、次に開いたときも同じ状態です。スマホでは左上の☰から開きます。

読者は本文にマーカーを引き、メモを残せます。あなたの本のどこに線が引かれたかは、書いた人には見えません。安心して読める場所であることが、また読みに来てもらう条件だからです。
おわりに

次の一歩

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。あとは実際に1冊、書いてみてください。

ここまでできたら、もう書けます

はじめの1冊は、完璧でなくて構いません。書き上げた本があることが、次の1冊をずっと書きやすくしてくれます。

最後に
あなたの中には、あなたにしか書けないことがあります。それを1冊にすることが、誰かの助けになります。
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今井 陵太
非エンジニアの経営者(経営コンサルタント)です。 AIを相棒に、クライアント先と自社で使う経営の道具を作って公開しています。 MG(マネジメントゲーム)インストラクター/MQ会計。 経営計画シミュレーター GYAKUSAN 公開中(無料・登録不要)。 作る過程と、経営の数字の話。北海道。
読み終わりました

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今井 陵太
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